不気味な世界観に引き込まれる!「ゲットアウト」感想
あらすじ
ニューヨークで写真家として活動している黒人のクリス(ダニエル・カルーヤ)は、週末に恋人の白人女性ローズ(アリソン・ウィリアムズ)の実家に招かれる。歓待を受けるが、黒人の使用人がいることに違和感を覚え、さらに庭を走り去る管理人や窓に映った自分を凝視する家政婦に驚かされる。翌日、パーティーに出席した彼は白人ばかりの中で一人の黒人を見つける。古風な格好をした彼を撮影すると、相手は鼻血を出しながら、すさまじい勢いでクリスに詰め寄り……。
引用 シネマトゥデイ
監督/ジョーダン・ピール
出演/ダニエル・カルーヤ アリソン・ウィリアムズ ブラッドリー・ウィットフォード
感想
この映画かなり面白かったです!
中盤からの不気味な空気感に引き込まれるこの映画。
結末を知ってから、もう一度観ると奥の深さに気付きます。
一度目には気づかなかったセリフに隠された意味、使用人達の怪しい行動。
黒人メイドさんの笑顔なのに涙をながしてるシーンや、歳の離れた白人女性と結婚した黒人男性の鼻血の意味とは?
随所にヒントが隠されているのですが、それがまた不気味な雰囲気を醸し出している‥。
↓↓ここからネタバレ含みます↓↓
黒人の優位性と過去の差別
この家族のターゲットになるのは必ず黒人。
この白人家族が、いかに黒人の能力の高さを手に入れたいと思っているかがわかる。
ただ「人の身体に脳を移植して身体をもらう」ということではなく、黒人にターゲットを絞っているあたりも過去の差別を彷彿とさせるような気持ち悪さを感じました。
ラストにはクリスの頭の良さ・力の強さで反撃
ローズの弟といい、メイドといい、クセ者ばかりがクリスの身体を手に入れようと
次から次へと襲い掛かって来ます。
この家族本当にしつこい!
でもここでクリスの頭の良さ・力の強さを発揮。
滅多殺しにしていきます。
1対10くらいの圧倒的不利な状況のなか、滅多殺しにしていく姿には、もはや爽快感を感じますね。
時々、心配をして電話をくれる友達(彼も黒人)が面白いリアクションしてくれるところは、この映画の唯一の癒しです。
ラスト迎えに来てくれた時には泣きそうになっちゃいます。
最近は嫌な終わり方をするミステリーを”いやミス”って言うらしいです。
この映画はラストはスカッと追われるサスペンスなので”スカサス”ですね。
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