何度も観たい映画「はじまりのうた」感想
あらすじ
ミュージシャンの恋人デイヴ(アダム・レヴィーン)と共作した曲が映画の主題歌に採用されたのを機に、彼とニューヨークで暮らすことにしたグレタ(キーラ・ナイトレイ)。瞬く間にデイヴはスターとなり、二人の関係の歯車に狂いが生じ始め、さらにデイヴの浮気が発覚。部屋を飛び出したグレタは旧友の売れないミュージシャンの家に居候し、彼の勧めでこじんまりとしたバーで歌うことに。歌い終わると、音楽プロデューサーを名乗るダン(マーク・ラファロ)にアルバムを作ろうと持ち掛けられるが……。
監督/ジョン・カーニー
出演/キーラ・ナイトレイ マーク・ラファロ アダム・レヴィーン ヘイリー・スタインフェルド 他
感想
ミュージックビデオとしてもよし、物語も簡潔で何度見ても楽しめる映画
グレタ(キーラ・ナイトレイ)とデイヴ(アダム・レヴィーン)の回想シーン。
その場面での二人の気持ちと歌がリンクしていて、切ない気持ちになったり
幸せな気持ちになったり、二人の歌唱力の良さでさらに物語に入り込んじゃう。
この手の映画って、音楽要素が強すぎると、ミュージックビデオ感が強くなるし、逆に弱いとチープに感じてしまうし。
そういう意味ではバランスの取れた映画だと思います!
ここで‥
好きな曲&シーン勝手にランキング
3位
Like a Fool
冒頭のグレタとダンが出会うシーン。
グレタの弾き語りをしていると、ピアノやギターのアレンジがダンには聞こえてくる。
ピアノの鍵盤が動いたり、ギターの弦が弾かれたり、ダンの心情の表し方が上手で、気付いたら引き込まれていて、これからどんな音楽が作られていくんだろうって思うとワクワクする。
2位
A Higher Place
切ない気持ちになるシーンで流れてくる曲。
アルバムのレコーディングから久しぶりに帰ってきたデイヴ。
デイヴ「新曲できたけど聞くかい」
グレタ「うん!聞きたいワクワクする!」
でもこの曲の詩‥え、新しい彼女への歌?って気づいてしまうグレタ。
即ビンタ!!!
デイヴ「読心術かよ」
って。グレタの思い切りのよさにスッキリな曲。
そして1位は・・
Coming Up Roses
この曲はアルバム作成を始めることになった二人がNYの町中で録音をするシーン。
ノーギャラで集めたバンドメンバー。
中には、録音場所で遊んでいた子供たちもコーラスに参加したり。
NYの町中の雑音がアレンジになって曲が形になっていく感じが楽しい。
★Coming Up Rosesのシーン
ウラ話
この映画、監督のジョン・カーニーがキーラ・ナイトレイの演技を酷評しているらしいです。
「キーラは自分を隠そうとしていて、それでは俳優になれない」
と言っているよう。
その評価を知ってから見たけど、別に自然じゃない?って感じでした。
というか、日本人以外の演技を見ても、何が自然で何が不自然かわからないという感じ。
それでも、ダン役のマーク・ラファロは音楽プロデューサーがしっくり来ていて
はまり役に感じたからすごい俳優さんなんだなーという印象でした。
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