世界を騙した男「キャッチ ミー イフユーキャン」感想
あらすじ
高校生のフランク・W・アバグネイルは尊敬する父が母と離婚すると聞き、ショックで衝動的に家を飛び出してしまう。そして、生活のため偽造小切手の詐欺を始めるようになる。最初はなかなかうまくいかなかったが、大手航空会社のパイロットに成りすますと誰もがもののみごとに騙された。これに味をしめたフランクは小切手の偽造を繰り返し巨額の資金を手に入れるのだった。一方、巨額小切手偽造詐欺事件を捜査していたFBI捜査官カール・ハンラティは、徐々に犯人に迫っていくのだったが…。
引用 allcinema http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=240127
キャスト/
詐欺師 レオナルド・ディカプリオ
追いかける刑事 トム・ハンクス
お父さん クリストファー・ウォーケン
お母さん ナタリー・バイ
感想
ノンフィクションだから、最後まで楽しめる!
この映画141分の長い映画なんです。
なかなかこれくらい長い映画、集中して観るのは辛いものがあります。
この映画は内容がわかりやすいし、こんなこと現実にあったんだっていう好奇心でサクサク観れちゃう映画でした!
親近感の湧く登場人物
フランク・W・アバグネイル(レオナルド・ディカプリオ)は両親が離婚することになり、家出をする。
一人で生きて行くために、お金持ちになれる職業の人を観察し、小切手や身分を偽造し、様々な職業に就くようになる。
詐欺師になるきっかけが両親の離婚…!
当時16歳で思春期ど真ん中だったからなのかな。
繊細な彼の気持ちがあったからこそ、若くして天才詐欺師になれたんだと思います。
父親を尊敬し、復縁を願う気持ちがフランクの行動力に繋がったのかな、とも思いました。
詐欺は決して褒められるものではないけど、なぜか魅力を感じてしまうのも彼の凄さ。
追いかける方のカール・ハンラティ(トム・ハンクス)もなかなか哀愁漂うキャラクターです。
カールはずーっとフランクを追い、捕まえては逃げられてを繰り返します。
偽の身分証に騙され、仮病に騙されたり、あとちょっとのところで、逃してしまうカール。
クリスマスには必ず電話をしていたり、最終的にはFBIの偽造小切手を捜査する場所に呼び入れたり。ところどころにカールの優しさを感じます。
バツ1子持ちで哀愁漂うカールも魅力的な登場人物です。
ディカプリオのカメレオンぷりに目が離せない
色んな手を使って、パイロット、お医者さん、弁護士さんに成りすまします。
そのカメレオン並みな完璧な変身ぷり…
コスプレ?制服?も似合うんです!!
なんの役を演じても様になるーーー(;ω;)
レオナルドディカプリオファンの方はこれだけでも充分楽しめると思います。
アマゾンはこちら↓
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン[AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]